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クラブを活性化し、地域と時代の要請に応えよう
クラブの会長、幹事、並びに会員の皆様!
ロータリーの新年度が始まりました。一年という短い期間ですが、私たちに託された役割をしっかりと受け止めて、ともに歩んでゆきたいと願っております。どうかよろしくお願いたします。
RI会長レイ・クリンギンスミス氏(米国ミズーリ州、カークスビルRC所属)は、今年度のテーマとして“地域を育み、大陸をつなぐ”を掲げられました。このテーマなら、ロータリアン以外の人にロータリーの目的を説明するにも、ロータリアン自身が自分たちの活動の意義を再確認するにも、どちらにも適している、と言っておられます。
ロータリーは、その一世紀を越える活動を通じて、有益な事業を大切にし、その基盤として奉仕の理想を広め、育成することに力を注いで来ました。そして4大奉仕という項目を掲げて、地域社会の発展と国際平和の進展に貢献をしてきました。このことを、RI会長は短い言葉で端的に表されたのです。
ところでロータリーの活動の原点は、クラブの活動にあります。
クラブは、ロータリアンにとって、友情と親睦、情報交換、討論、結束の場です。そしてロータリアンが、個人生活、事業生活、社会生活において、常に奉仕の理想を掲げるアイデアとエネルギーは、このクラブの活動の中で醸成されるのです。
そのためにはクラブが、常に活力に溢れていなくてはなりません。クラブの活性化については、これまでも多くの検討がされてきました。しかしながら地球環境も社会も、常に動いています。その地域と時代の状況に即した奉仕活動を行うには、私たちが生きている今と近い未来とに焦点を当てて、クラブの活性化に常に取り組んでいく必要があるのです。
クラブが、その役割を果たし続けるためには、クラブの会長、幹事と各委員長の連携が良好で、各委員会も少なくとも年に数回は会合を開催される必要があるでしょう。担当者だけで業務を処理していては、会員が問題点を共有することができず、クラブの力量も高まらないからです。他クラブの週報やホームページを参考にすることも、新たなアイデアを生むきっかけになるでしょう。
工夫を凝らして“クラブを活性化し、地域と時代の要請に応えよう”と声を掛け合いましょう。そうすれば必ず有意義な一年を過ごすことができる、そう信じております。
■ガバナープロフィール
氏 名 伊藤 学而(いとう がくじ)
生年月日 昭和16年2月11日
・主な学歴
- 昭和38 年 東京医科歯科大学歯学部卒業
- 昭和42 年 東京医科歯科大学大学院修了(歯学博士)
- 役員暦 2009-10 クラブ副会長・クラブ奉仕委員長
・主な職歴
- 昭和53年 鹿児島大学歯学部教授
- 平成12年 鹿児島大学歯学部附属病院長
- 平成16年 鹿児島大学定年退官、名誉教授
・対外活動
- 平成7年 日本矯正歯科学会会長
- 平成7年 日本歯科医学会理事
- 平成14年 厚生労働省歯科医師国家試験委員長
- 平成15年 日本学術会議第19 期会員
- 平成16年 青空塾主宰
・ロータリー歴
- 鹿児島ロータリークラブ
- 入会日 平成13 年(2001 年) 3 月2 日(職業分類 歯学)
・役員歴
- クラブ
- 2005-2006 年度 社会奉仕委員長
- 2006-2007 年度 副会長、クラブ奉仕委員長
- 2008-2009 年度 姉妹クラブ委員長
- 地 区
- 2006-2007 年度 CLP 委員
- 2007-2008 年度 CLP 委員
- 2008-2009 年度 ガバナー・ノミニー
- 国際大会出席
- ロスアンジェルス(2008.6)
・参 考
- 米山功労者、ポール・ハリス・フェロー